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■鴻巣少年剣道会とは…
 鴻巣少年剣道会は、昭和46年初代会長諏訪錬太郎により創立しました。当時の鴻巣市内には剣道教室は無く、少年剣道教室第一号として始まりました。昨今の全国的な少子化の影響も有り、今でこそ子供の数は減ってしまいましたが、当時市内の小学生の数は非常に多く、一時は道場に通う小学生は60人にもなりました。今は撤去されてしまいましたが、当時では鴻巣市の所有する剣道場があり、一年中を通して竹刀の心地よい音が響いていました。

 今から約20年ほど前に、鴻巣市立総合体育館が設立され、その武道場に鴻巣少年剣道会を遷し、現在に至ります。その間、数多くの少年少女剣士を輩出してきました。現在では、当時の第一期生が、子どもが剣道を始めたことを機会に、長い間離れていたご自身の剣道を再開させた方もいらっしゃいます。

 剣道のみならず、武道は一般的に『礼に始まり、礼に終わる』と言われております。文字通り稽古の始まりと終わりに一礼をする作法があります。これには多くの意味がありますが、往々にして言えることは、『相手を尊重する』ことです。武道は自分自身との戦いでもありますが、相手を敬うことで、自らの剣の道を深めて行くものです。 学業においても、剣道の教えにより姿勢を正しく保つことで自身の集中力も高まり、自ずと良い結果へ結びつけることが出来ます。また、目上の人に対する言葉遣い、礼儀なども学ぶことが出来ます。学業も勿論重要ですが、社会に出てからでは学べないようなことも数多くあると思います。そんな『人』としての生涯学習を、剣道を通して多くの少年少女に学んで欲しいと思います。

 鴻巣少年剣道会において、小学生の稽古では、竹刀の持ち方から始め、基本稽古を中心に『正しい剣道』を指導します。またそれと同時に、正しい姿勢と礼儀作法を身に付けさせ、文武両道を指導しております。 中学生の稽古では、部活動における試合数が増えるため、より実践的な剣道を指導しております。『勝負に勝つ』必要性はもちろんですが、それがゆえに崩れがちな基本姿勢等を修正し、『強く正しい剣道』を指導しております。 高校生、一般においては、公式試合への派遣や昇段審査に主眼を置いた稽古を行っております。また、女性剣士の方も多く、昨今改定された昇段審査時の男女合同審査への対策等も行っております。

 奇しくも会の発足40年を祝う創立年に、初代会長の諏訪錬太郎先生がご逝去され、二代目会長として諏訪宜之先生がそのご遺志を継ぎ、新生鴻巣少年剣道会をスタートさせました。現在の鴻巣少年剣道会の有段者会員は総勢40余名。多くの剣士が集っております。お母さん剣士も大勢いらっしゃいます。当会は、皆目的は様々ですが、剣道が好きな人間ばかりです。また、日曜日の稽古も実施しておりますので、これから剣道を始めようとお考えの方、あるいはブランクがあるにせよ、もう一度竹刀を握ってみようと思われている方、経験の有無に関わらず、是非ご一緒に剣道を楽しみましょう。入会検討・希望の方におかれましては、お気軽に稽古の見学にお越しください。また、他道場の剣士の方々の出稽古も大歓迎しております。鴻巣少年剣道会一同、心よりお待ち申し上げております。


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